僕がYouTubeを始めたのは2010年です。もう16年以上になります。
そのチャンネルは、いまだに収益化できていません。
収益化しようと思ってはじめたものでもありません。
でも、途中で少しの間、収益化出来たらいいなと思ったことはあります。
でも収益化できませんでした。
でも、今でも続けています。
損得なしに、楽しいからです。
この16年のことを思い返していたら、始めるときに損得の面から説明できなかったものほど、長く続けられていると思います。
6年間、登録者が2人。そのうち1人は自分でした
2010年にYouTubeを始めたときは、自分で撮った動画を登録して、それをたくさんの人が見てくれるということがめちゃくちゃ面白いなと思っていました。
その後、パートナープログラムが始まり、収益化もできると聞いて、ぜひ頑張ってみようと思ったので、収益化の取り組みとしてはわりと早いほうだったと思います。
とはいえ、どのようにすれば自分のチャンネルがたくさん見られるようになるのかわからず、そんな時がくるとは思っても見ませんでしたので、そうそうに収益化はあきらめました。
今はただ、Vlog用のチャンネルとして楽しく続けています。
2013年には、今のメインチャンネル「シニアアップデート・チャンネル」を作りました。
https://www.youtube.com/@lyutubes
これは、最初のチャンネルとはちがって、自分のメインチャンネルにしようと明確に意図してつくったちゃんねるです。
メインブログ「知的生活ネットワーク」とも連動するような内容を発信していました。
このチャンネルは、メインで頑張るチャンネルなので、収益化も頑張りたいと思っていました。
ところがこのチャンネル、開設から6年間、登録者はたった2人でした。
しかも、そのうちの1人は自分です。
つまり僕は、自分以外のもう1人のために、6年間ずっと動画を作っていたわけです。
収益化しようと頑張ったチャンネルが、6年間、登録者たった一人。
あなたは続けられるでしょうか?
そして、続けられた僕がえらいのでしょうか?
7年目くらいから少しずつ増え始めて、10年目くらいになってやっと600人になりました。
そこからもう少し頑張って、2024年の1月に初めて1000人になったのです。
2013年のチャンネル開設からなんと、11年かかっています。
現在は、それから2年すぎ、1770人をこえるようになりました。
ところが、年間総再生時間の4000時間というほうに届かないので、収益化はできていないまま。
2013年からメインチャンネルを13年以上やってきて、まだ収益化できていないということになりますね。
それでも、1000人を超えたチャンネルを持てました。
今はそれを収益化できればなと思って、少しずつライブをしたり、いい動画を出そうということをやっています。
6年間、登録者たった一人でもやめなかった僕は、えらかったのでもなんでもなく、ただ楽しいからやっていただけです。
続けるだけで経費はかさみますよ。でも、損切りなんて発想はまったくありませんでした。
損得で考えていれば2年くらいでやめていた
最初に始めた方のチャンネルは、現在Vlog用のチャンネルになっています。
始めた2010年当時、まわりからは何をやっているのか理解されていなかったようです。
一生懸命カメラで撮って、それを自分でYouTubeという形で投稿できるということを、まだほとんどの人が知りませんでした。
余談ですが、2022年か2023年ごろになっても、「YouTubeって自分で動画を上げられるんですか」とびっくりしている人がいたんですよ。
それくらいですから、2010年ごろに自分でブロードキャストできると思っていた人は、まわりにまったくいませんでした。
そんななか、私はひとりでもくもくとYouTubeの動画を取り続けました。
楽しかったからです。
新しいカメラやジンバルなどの機材も、よいものを買い揃えていきました。
お金を産むわけでもないのに、いいカメラを買っている自分のことは、アホだなと思っていましたね。
でも損得で考えたことは一度もありませんでした。だから続けてきているのでしょう。
これが何かになるとは、まったく思っていませんでしたが、続けた先には何かがあるだろうとは、今でも思っています。
つまるところ、私のYouTube運営はビジネスとして行われているわけではないということですね。
13年どころか、30年やって何にもなっていないものもあります
一方で、面白そうで始めて何にもなっていないものも、いくらでもあります。
DTM、デスクトップミュージックです。
これは30年以上やっていますが、それで何かになったということは皆無です。
何百万円という機材とかソフトとかに、お金をかけてきました。
音楽で飯を食うわけでも、音楽で収益を得るわけでもないのにです。
ただ、音を出すこと自体が楽しいので、やり続けているというだけなのです。
もしかしたら後で何かになるかもしれませんが、それは自分でもわかりません。
将来どうにかなるかもしれませんし、ならないかもしれません。
でも面白いのでやっているだけ。
損得で考えていれば、とても続けてなどいられません。
でも、続けた先には何かがあるだろうと思いますし、ないかもしれません。
10年続くものは、損得では選べないのだと思います
こうして並べてみると、YouTubeもDTMも、始めるときには、それが自分にとって何に
なるというような損得からは説明できませんでした。
むしろ、説明できなかったから、10年でも30年でも続けられたのではないかという気がします。
もし始めるときに、これは何年で元が取れるかという説明を自分に求めていたら、たぶんどちらも1年か2年でやめていました。
損得で選ぶと、答えが出るまでの期間が短いものしか選べなくなるのだと思うのです。
そして、10年かかって形になるようなものは、損得で選んだものではありません。
僕がいま電子書籍やAIでやれていることの土台も、ほとんどが損得抜きから出てきたものです。
往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし
高倉健さんが一番好きだったと言っている言葉に、「往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし」というものがあります。
人の道は精進であって、一生懸命に忍んで頑張るけれど、それで終わっても悔いはない、という意味だそうです。
僕はそこまでストイックになれてはいません。
でも、楽しんで楽しんで楽しんで、それで実を結ばなくたって構わない、というくらいの気持ちで続けています。
何かなるかもしれないし、なったらなったで良かったね、と思う程度です。
だから、損得で辞める必要はないと思っています。
音楽に何百万円かけたことも、いまだにもったいないとは思っていません。
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